アルドールテニスステージ

テニスコラム

フォアハンドストロークでありがちなミス

2025/08/07

  1. 技術解説

〈テニス意識改革コラム『豊田ism』vol.29〉

今回はフォアハンドストロークを打つときにありがちなミスのパターンについてお話しします。

フォアハンドストロークに関しては
① 打点が後ろすぎる(打点が詰まる)
② 打球のトップスピンの量が少なくアウトミスが多い
ということが挙げられます。

多くの方が片手でフォアハンドストロークを打つため、片手打ちの方を対象にお話をしていきます。

 

① 打点が後ろすぎてしまうミスについて
レッスン等で「打点を前に」と、アドバイスすることが多いのも実はフォアハンドです。
ラケットを持っている側の肩がテイクバックした際に後方へ大きく引かれるため、ショットの構造的に起きやすいミスと言えます。
対策として、まずこのミスが起きやすいということを念頭においてプレーすることが大切です。
グリップによって捉える位置に違いはありますが「ストリングの後ろからボールを見るような位置で打つ」ように心がけてみてください。

 

②打球のトップスピンの量が足りずに起こるアウトミスについて
フォアハンドストロークはラケットを大きくスイングすることができるため、とても大きなパワーを出しやすいショットです。
その反面、コンパクトなスイングで打つショットに比べるとミスも大きくなりがちです。
ボールをコートに収めるために、ネットの低いところを通して高さを抑えるアイデアもありますが、
そうすると今度はネットミスのリスクが上がってしまうので、回転量を増やしてコート内に収まる確率を上げていく方法がおすすめです。

トップスピンの量を増やすためのポイントは
・ラケットヘッドをインパクトする高さよりも少しだけ低い位置から振り出すことを心掛ける
・ボールの上をこするイメージでラケットを振り抜き、ボールに回転をかける感覚を掴む
といったことが挙げられます。

回転が多くかかった場合の「うまく打てた」感覚を掴むのがとても大切なので、
練習する際はネットしても気にせず「スピンが多くかかった時の感覚を覚えるためだ!」と割り切ってトライしてみてください。

 

テニスのプレー中に打つ回数が最も多く、ミスを減らせたときの効果も一番大きいのがフォアハンドストロークです。
効果を上げるために練習前後のフォームチェックも併せてやってみてください。

次回はバックハンドストローク編をお送りします。

 

※『豊田ism』は、過去に当社公式LINEアカウント「ARDORスキル向上委員会」に投稿した内容を掲載しています。

まずは体験レッスン!

ぜひお近くのアルドールに
来てください

皆様にぴったりのクラスでテニスを始めていただくために
「体験レッスン」のご受講をお勧めしています。

まずはアルドール校にお電話ください。
WEBからお申し込みのお客様には、後日スタッフよりご連絡させていただきます。

体験レッスンの予約はこちら

ページトップへ戻る