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テニスコラム

イメージと実際の動きのズレを修正する方法

2025/07/31

  1. 技術解説

〈テニス意識改革コラム『豊田ism』vol.28〉

テニスの上達には「自分の思い描くイメージ通りに身体を動かせる」スキルが大切だと考えていますが、
実際の動きとイメージした動きには、多かれ少なかれ「ズレ」が生じてしまうことがあります。

このイメージのズレを把握するには「自分のプレー中の動画を見ること」が最も効果的です。

具体的な方法としては、
① 撮影した自分の動きを見て、イメージとのズレを把握する
② どのくらい強く意識して動かすとイメージ通りになるのか考え、実践する
③ 再度動画を撮影して、できているかを確認する
この①〜③を繰り返し行います。

自分のプレーを見る際に特に注目していただきたいのは、
・自分の視点では見えない部分
・ラケット面の向き、セットしたラケットの高さや位置
・インパクト(打点)までの軌道
といったポイントです。

鏡の前でフォームを確認する簡単な方法もありますが、どうしても異なってしまうことがあります。
それは打球時の「意識」です。

打球時 = ボールや相手に意識が向いている
鏡の前 = 自分の動きに意識が向いている
よってフォームの確認は鏡よりも動画で。さらに撮影するのは実際のゲーム中がおすすめです。

素振りや球出し練習の時は、上記のように自分の動きに意識が向いているため、イメージ通りに動きやすいと思います。
一方で、練習はうまく打てるのに本番になるとうまくできなくなるという場合は、打球する際に意識がどこに向いているかでフォームが変わってしまっていることが原因です。
素振りではうまく振れているのに、ボールが来るとうまく振れなくなる。
これも同じことが起きています。
百聞は一見に如かず。ぜひ上記の方法を試してみてください。

 

イメージ通りに動くことは、テニスの永遠の課題といっても過言ではありません。
私自身、ずっと取り組んでいることなので、ぜひ取り入れて欲しいです。
ずっと取り組み続けることだからこそ、早くから始める方が自分のテニスに良い結果をもたらしてくれると思います。

自分のショットのイメージがない方は、コーチから受けたアドバイスを思い返しながら、動画内での自分の動きを確認するなどしてイメージを作っていきましょう。

 

次回はショット別のインパクトを正確にする方法と、ありがちなミスのパターンをご紹介します。

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