アルドールテニスステージ

テニスコラム

練習時の意識 〜ボールをコントロールする〜

2025/01/22

  1. 技術解説
  2. その他

〈テニス意識改革コラム『豊田ism』vol.14〉

今回は「練習時の意識」について書きたいと思います。

ベースラインからのストロークラリーの際は、最初のバウンドがベースラインを越えてしまったらアウトボールになります。これはテニスの常識的なルールですよね。

では、ショートラリー(ミニラリー)の場合はどうでしょうか。
ショートラリーの時はサービスラインがベースライン的な役割となりますので、サービスラインを越えないように打つことを心掛けてみてください。

テニスでは決められた枠内にボールをバウンドさせる必要があります。
普通のラリーの時はベースライン、ショートラリーの時はサービスラインよりも手前にボールをバウンドさせることを毎球意識しましょう。

どちらもコントロールするという意味は同じで、決められた線よりも内側にバウンドさせることが大切です。

 

よく「普通のストロークは問題ないけれど、ショートラリーは苦手」という声を聞きますが、ショートラリーが苦手な方は、たぶんボールの回転量と返球する深さをコントロールすることが難しいのだと思います。

テニスはボールのコントロールが非常に大切で、これが得意な方は自分はあまり動かずに相手をうまく動かすことができるようになります。

ボールのコントロールには、深さ、コース、スピード、回転、高さの5つの要素があります。
1球1球のボールを、この5要素を意識して打つことで、安定したテニスに繋がると私は思います。

普段からこの5つを意識して打ち、決められた枠内にしっかりとバウンドさせるようにしましょう。
もしもバウンドさせる場所を意識し過ぎてコントロールが難しいと感じる場合は、目標を近くに設定してみてください。

例えば、ネットのどの位置、どの高さを通すのか。 ボウリングのレーンにもピンよりも手前にスパットという矢印のような目標があり、そのどこを通すかによって、ボールを投げられるコースが決まります。

テニスも同じで「手前に目標を設定して打ち、結果的に打ちたいポイントに向けてボールをコントロールする」という技を、皆さんも実践してみてください。

緊張した場面などでは非常に効果がありますので、ぜひ試してみてくださいね。

 

※『豊田ism』は、過去に当社公式LINEアカウント「ARDORスキル向上委員会」に投稿した内容を掲載しています。

関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。

まずは体験レッスン!

ぜひお近くのアルドールに
来てください

皆様にぴったりのクラスでテニスを始めていただくために
「体験レッスン」のご受講をお勧めしています。

テニスが初めての方にもコーチが丁寧にお教えしますのでご安心ください。
ラケット・シューズは無料でお貸しいたします。

体験レッスンの予約はこちら

ページトップへ戻る