【報告】9/11 サンデーナイトマッチレース 第7回 男子ダブルス

こんにちは。
9月11日(日）、サンデーナイトマッチレース第7回『男子ダブルス』を開催いたしました。
まずは、参加者の皆さまのご紹介です。

なんと今回のドロー、一人を除いて前回と全く同じドローとなりました。
前回のリベンジなるか！？

同じ相手と試合をするにあたっては、前回の情報をもとに対策をしっかりと練れているかがとても大事。
スコアがどのように変わるのか楽しみです。さてどういった結果になるのか！？
今回の優勝者は・・・

優勝
八木 剛様＆伊藤 信吾様
おめでとうございます。
伊藤様は前回から連続の優勝となりました。

終始リードしていたこともあり、二人とものびのびプレーをしていたのが印象的でした。
互いが互いを活かす良い動きをしていました。

さて、試合した相手が乗りに乗っているとき、コチラが取るべき対処法は？
あなたならどうしますか？

参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
またの参加をお待ちしております。

 

＜榎本コーチの独り言・・・＞

●ダブルスにおける後衛の役割について⑨
『ゲームの組み立て』（つづき）

今回は、『ストレートロブ』を徹底追及！！

『ストレートロブ』は、必ず使えるようにしておきたいショットです！

特に！！
デュースサイドでのポイントでは使いたいですね。
※「デュースサイド」とは、サーバーが右から左に打つときのサイド。
逆側を「アドバンテージサイド」と言います。

どうしてかというと・・・

『ストレートロブ』を使うメリット・デメリットから！

メリット①
相手前衛にロブを警戒させることにより、クロス、センターなどが狙いやすくなる。
メリット②
相手が右利きの場合、デュースサイドで使うと、
走ってボールに追いついた後に、バックでロブを処理しなければならない。
メリット③
ロブを打つと返球もロブになりやすく、見方前衛にチャンスボールが来る可能性がある。
メリット④
相手が返球するまでに時間があるので、雁行陣から並行陣にしっかりとポジションを変えることができる。
メリット⑤
ペースが遅くなることにより、相手の攻める気持ちを削ぐ事ができる

デメリット①
ロブが深く返ってくると攻めにくい。
デメリット②
ロブが浅くなってしまうと相手前衛にスマッシュを打たれてしまう。
デメリット③
あまり打ったことがないとなかなかうまく打てない。

メリットがかなり多くなってしまいましたが、
それだけ打った方が良いってことです。
チャンスボールが来る可能はかなり高くなります。

どうしてかというと、
ロブは弾道が大きく変わるため打点も変わりやすいです。
ボールの弾道とラケットスイングの軌道を合わせたほうが返球しやすいため、
ロブで返球されることが多くなります。
そうなれば、スマッシュチャ～ンス！
足をしっかりと動かせるように待っておくと良いです。
前にしろ後ろにしろ、しっかり動ければその分だけミスする確率が下がります。

効果的に使うポイント！
ポイント①
試合の序盤につかう
ポイント②
相手を崩すことだけ考える

先週の『ストレート』と一緒で、競ったときだとなかなか使えないものです。
逆に序盤に使うことによって、その後の試合の展開が非常にしやすくなります。
ポイント②では、きれいなボールを狙いすぎないということです。
ロブでノータッチエースとはなかなかいきません。
相手の陣形を崩して自分たちが攻めやすくするのが目的なので、
サービスラインの後ろくらいで相手に打たせればいい、くらいの軽い気持ちで狙ってみましょう。

ロブのポイント
ポイント①
最初はスイングの小さいフラットロブで
ポイント②
スライスロブ→スピンロブの順に練習してみましょう。

レッスンではあまり練習する機会がないと思いますので、
自主練習するときなどに1対1などでロブ対スマッシュの練習をするといいと思います。
どちらも練習をあまりしないショットだと思いますので、
ロブと一緒にスマッシュも上達させちゃいましょう！

あとは実戦で使ってみる事！
ぜひ挑戦してください。

 

次回は・・・、

１、クロスに深く
２、クロスに浅く
３、ショートクロス
４、センター
５、ストレート
６、ストレートロブ←今回はコレ
７、センターロブ←次回はコレ

を徹底追及！ お楽しみに。