豊田ブログ

皆さん、こんにちは。
豊田です。

最近は雨の日が多く、湿度が高いため、普段あまり汗をかかない僕もさすがに汗をかいています。
レッスンでは「涼しそうに見える」「全く汗かかない」とよく言われますが、
さぼっているわけではないですからね！（笑）

さて、今回は吉原コーチから「特に印象に残っている試合」というお題をもらいました。

パッと思い浮かんだ試合は、2016年にありました千葉県テニス選手権大会のシングルス決勝戦ですね！

印象に残っているというか、あの時の気持ちをすごく記憶しています。

実は2014年にも千葉県テニス選手権のシングルスで初めて決勝戦まで勝ち進んでいて、
決勝戦で後悔の残る試合をしてしまいました。

序盤で4-1とリードし、対戦相手がガチガチに緊張しており、
簡単なミスばかりしていたことで僕自身に心の余裕が生まれてしまいました。

要するに油断ですね……

本当に油断は怖いですよ!!

過去に何度も油断して負ける失敗をしているにも関わらず、気が緩んでしまう瞬間があるんですよね。

しかもそれを大事な大事な決勝戦で再発させてしまうとは。

結果その試合は4-1から4-6になり、セカンドセットは気を取り直して6-1で取り返したものの、
最初ガチガチに緊張していた相手が完全に復活してしまい、
最終セットは1-6で落として負けてしまいました。

正直あの試合は1年以上引きずりました……。

それから2年経った2016年の千葉県選手権で再びシングルスで決勝まで勝ち進むことができて、
30歳を目前に控えていた僕は今回がラストチャンスになるかもしれないと思っていました。

しかも2年前の記憶がある為、決勝前日からプレッシャーが凄まじかったです。

「2年前の決勝で1度失敗しているという経験が自分にはある！
どういう気持ちでいればいいのかはよく分かっているはず！」
とにかく自分にそう言い聞かせました。

そして迎えた決勝当日。

今日はこの試合を勝つ為に全集中力をこの時間に注ごう。
試合が終わって動けなくなってもいい。
ただただこの１試合に全てを賭ける。

そういう気持ちで臨みました。

結果、優勝できました。

その時に初めて2014年の決勝の後悔が消えました。

あの時の失敗があったから、勝ちに繋がったのだと思います。

僕の中で記憶に残る印象的な試合のお話でした。

皆さんもテニスで失敗を恐れず、何かを変えることにトライしてみてください！

必ず上手くいく時が来ます！