「奇跡」を当たり前に

こんにちは、幸野です。

テニス雑誌の内容ですが、皆さんはどの雑誌、どんな記事が好きですか。
雑誌ごとに方向性があり、ショット系の技術紹介が多いもの、
意識面などの戦術紹介が多いものなどがあります。
学生の頃まではカラーの技術紹介ページに注目することが多かったのですが、
十数年前より文字多めの白黒ページのインタビューなどの特集記事も面白く感じています。

「スマッシュ2021年1月号」のカラーページに、
今後の続きが気になるものがありましたのでご紹介します。

「テニスに役立つ トッププレーヤーの言葉　ビヨン・ボルグ⑤」
（ビヨン・ボルグはウインブルドン5連覇を果たした名選手です。）
既に20回は超えている連載であり、全くのノーマークでした。

一部を抜粋します。
「奇跡のショットも凡ミスも全て君の能力から出たものなのだ。
奇跡だなんて思わずに、あるがまま『おれはこんなこともできるんだ』と現実を受け入れてほしい」
「そうすれば奇跡は何度も起きて、やがて『当たり前』のことになる。これが上達というものなのだ」
（スマッシュ1月号P37から抜粋）

初心者の方には奇跡に思えるような長く続くラリーなども、
レッスンでなんども繰り返し練習することで
いつの間にか「当たりまえ」のようにできるようになることがあります。
奇跡（無理）だと思っていたことを何度もできるようになる、
たしかにそれが上達ですし、楽しくなりますね。
私たちコーチスタッフもラリーしている皆さんが奇跡的なショットを繰り出す
超奇跡的なパフォーマンスのラリーを引き出せるように頑張ります。