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テニスコラム
2024/11/29
〈テニス意識改革コラム『豊田ism』vol.10〉
ロブは主に守りの面でとても活躍するショットです。
例えばシングルスではコートを1人で守らないといけないため、コートの端に追い出されるようなショットを打たれた時や速いボールを打たれた際、コートの真ん中に戻る時間や考える時間を得るために使います。
つまり上の空間をうまく使って、相手がボールに触れない時間を作ります。
このほか、相手がネット前に詰めてきていて、後ろのスペースに打ちたいときにも使います。
これはダブルスでも一緒ですね。
相手前衛の上を通すロブを打てば、相手の陣形をうまく崩すことができますし、ペースを変える一打となります。
トップスピンの回転をかけてしっかり打てば攻撃的なショットにもなります。
ダブルスのリターンで相手前衛のポーチに捕まらないように打つのが難しいときや、相手が2人ともネットの前に詰めてきている時などにロブを使えると、攻守が逆転したりもします。
しかし、ロブはうまく打てればとても有効な反面、中途半端に浅く打ってしまうと、相手にスマッシュなどの攻撃的なショットで打ち込まれてしまいます。
試合でロブを効果的に使うためには、相手に攻められない場所に上げる必要があります。
コツとしては、まず相手の位置をしっかり見てボールをバウンドさせたい場所を確認し、その軌道をイメージします。
まずはその軌道通りに打つことが重要ですが、イメージ通りに打ったのに、相手が簡単にスマッシュを打ってきた場合は、相手が先読みをしてポジションを変えた可能性が高いと思います。
ロブが上手な人は、どの体勢からでもうまく面を作って、イメージした軌道を通すロブを打つことができます。
相手に強く打たれたボールをギリギリ触って何とか返しているように見えても、実は相手に攻められない軌道を瞬時にイメージして打っているのです。
私自身がロブを使う際に気を付けているのは「相手のバック側に、少し高めで少し深めのロブを上げる」ということです。
バックのハイボレーを強打できる人はそれほど多くないので、そこにうまく打つことができればスマッシュなど攻撃的なショットで打ち込まれることはないと思います。
とても難しいショットですが、効果的に使えるとポイントに繋げられる確率が上がります。
色々と書きましたが、ロブはタッチが肝となるショットです。
まずは、身長が高い人でも触ることができない高さと深さが備わったロブを、高い確率で打てるようになることが大切です。
そのタッチを覚えるには、繰り返しチャレンジして感触をつかんでいくことです。
失敗と修正を繰り返すことで、徐々にうまく打てるようになります。
ロブの使い手になりたい方は、とにかくロブを使う回数を増やすこと。
ぜひ繰り返しトライしてみてください。
※『豊田ism』は、過去に当社公式LINEアカウント「ARDORスキル向上委員会」に投稿した内容を掲載しています。
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